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		<title>人力発動機　雑文日記</title>
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		<description>７０年代、８０年代のロック、映画等、サブカルチャーなどを図らずもボロクソに書いてしまう妄想的感想文日記。貼り付けている写真類は、当面の間無断使用です。なお本文は、頻繁に書き直すのでご了承ください</description>
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		<title>ジジイロックのマイペースな逆襲</title>
		<description></description>
		<content:encoded><![CDATA[ <a href="http://11.dtiblog.com/j/jinrikihatudooki/file/51qZmhzEHjL__SS500_.jpg" target="_blank"><img src="http://11.dtiblog.com/j/jinrikihatudooki/file/51qZmhzEHjL__SS500_.jpg" alt="" border="0"></a><br clear="all">
<br />
<br /><span style="font-size:large;">Lou Reed　</span><span style="font-size:large;">Berlin: Live </span>at St. Ann's Warehouse 2009
<br />
<br />２００６年、ニューヨークでのライブ録音盤。この模様はカメラに納められ、ライブドキュメンタリー映画にもなっている。だから、ＣＤとＤＶＤが発売されている。映画の監督は、現代美術系のアーチスト兼映画監督で、このライブの舞台美術もやっているジュリアン・シュナーベルだ。懐かしい名前だが、作品の具体的なイメージは浮かばなかった。 
<br />
<br />元になった『ベルリン』は、ベルベット・アンダーグラウンド脱退後のソロ三作目、１９７３年に発表されたアルバムだ。 
<br />
<br />内容が文学的だとか小説のようだとか、買春とか同性愛とかヘロインなどを扱った歌詞に、背徳的だとか言われ、大きな話題になった問題作だ。舞台は壁がまだあった頃のベルリン。登場人物は、娼婦のキャロラインとジムと「私」の３人のジャンキーだ。キャロラインは、恋人のジムから暴力的扱いを受けながらも、別れられないでいる。私は、ジムに同性愛的な欲望を感じながらも、キャロラインともＨをしている。あげく、キャロラインと私の間に子供が生まれる。しかし、行政はキャロラインを母親不適格者として、生まれた赤ん坊を取り上げられてしまう。絶望したキャロラインは、リストカットして死んでしまう、というストーリーだったと思う。 
<br />
<br />性欲、肉欲、薬欲が旺盛で、無分別な若者が、知恵足らずと我慢不足で、状況をよりぐちゃぐちゃにしていく様が淡々と歌い上げられる。ルーの囁くような歌声と、ドラマチックなアレンジが絡まって、思春期の私には、英語の歌詞もわからないくせに、それは感動的に響いた一枚だった。 
<br />
<br />私自身はこのアルバムをオンタイムでは知らないが、後追いで聴いて、すぐにはまり、それこそ１００回以上は聴いたのではないか。私が聴く前から名盤という扱いを受けていたので、なんの疑問も持たず、個人的にもルー・リード、初期の最高傑作だと思っていたが、今回、調べたら、専門家筋の評価は高かったが、全く売れず、商業的には大失敗だったとあった。本人も、ベルリン収録曲を封印して、ライヴで演奏してこなかったという。それが何があったのか、３３年ぶりに全曲再現をし、記録したのが本作だ。封印を解いたきっかけが何であったのかは、ネットではわからなかった。 
<br />
<br />ライヴは５日間にわたって行われ、背景にはシュナーベルやその娘が監督した、スタジオ録音盤のベルリンを原作にしたショートフィルムが流されたという。ステージはルー・リードとバンドの他に、指揮者とストリングス・カルテット、ブラス・セクション４人、１２名編成の女性コーラスが加わったかなりの大編成だ。 
<br />
<br />アンコールの１曲目、なぜかゲストが参加して、ルーとデュエットしている。ルート違って、歌の上手な声のきれいな歌声で、しっとりとしているけど、全体に馴染んでいるかは、ちょっと聴いただけでは私にはわからなかった。そのほかのアンコールも、「スィート・ジェーン」などベルリン収録外の２曲。 
<br />
<br />ルー・リードは１９４２年生まれだから、このライブの時は６３、４歳だ。その歌声は、情けないくらいにヘロヘロだ。声量は衰えているし張りもない。もともと音程は不確かだし、リズム感もどーだかという、そういう還暦過ぎのコンディションで行われたライヴだ。それでもそんなマイナス要因が気にならずに最後まで聞き惚れてしまうのは、ファンの身びいきなのか、ルー・リードの表現に味わい深さが加わったためなのかは、わからない。 
<br />
<br />個人的には、ジジイの偉大なロックアルバムにまた出会ってしまった、と感動して、ちょっと幸せだ。しばらくは毎日、聴きそうだ。 ]]></content:encoded>
		<dc:subject>海外ロックＣＤ評</dc:subject>
		<dc:date>2009-09-23T23:25:09+09:00</dc:date>
		<dc:creator>人力発動機</dc:creator>
		<dc:publisher>DTI-BLOG</dc:publisher>
	</item>
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		<title>何がどうするとこんなになるのかの糞映画</title>
		<description>崔洋一・監督作品　『カムイ外伝』   2009 

ボロクソに書きます。 
脚本はひどいの一言。宮藤官九郎の良さはどこにもなかった。どっかに味が出ていたかも知れない
が、私は気がつかなかった。そもそもなんで宮藤官九郎が抜擢されたのかが理解できない。崔洋一
</description>
		<content:encoded><![CDATA[ 崔洋一・監督作品　<span style="font-size:large;">『カムイ外伝』</span>   2009 
<br />
<br />ボロクソに書きます。 
<br />脚本はひどいの一言。宮藤官九郎の良さはどこにもなかった。どっかに味が出ていたかも知れない
<br />が、私は気がつかなかった。そもそもなんで宮藤官九郎が抜擢されたのかが理解できない。崔洋一
<br />はもともと脚本が下手糞だから、そのまんまの糞みたいな映画になっていた。 
<br /><a href="http://11.dtiblog.com/j/jinrikihatudooki/file/kamui.jpg" target="_blank"><img src="http://11.dtiblog.com/j/jinrikihatudooki/file/kamui.jpg" alt="" border="0"></a><br clear="all">
<br />とにかく前半はナレーションによる説明ばっかり。画面で見せられないのなら、映画化なんかす
<br />るなと言いたい。一応、原作のエピソードを追ってはいるのだけど、結局、人間を描くとか、そう
<br />いったこととは無関係に、映画的というかドラマを構成している定番パターンというか、そういっ
<br />たおなじみのシチュエーションを寄せ集めてつなげた、というだけのストーリーで、中身というか、
<br />それらのシチュエーションを裏打ちするような内面や登場人物の歴史といったものは何も描か
<br />れていない。 
<br />
<br />脚本が糞なら、見せる技術も比例して糞だった。現時点での日本のＣＧ技術はこんなに拙いの
<br />か？ この映画だけ、たまたま間違って、技術のないスタッフと組んでしまったのか？　ＣＧ後進
<br />国の映画を見せられているような感じだ。 
<br />
<br />ＣＧ並みにひどいのがワイヤーアクションだ。ワイヤー使って何とかやってみました程度のレベル
<br />では、アクションシーンとしては繋がらない。ラッシュを見てそれがわからないのか？　稚拙なワ
<br />イヤーアクションを目立たなくさせるつなぎ方、編集の技術すらない。 
<br />
<br />相変わらずというか、それまでの崔洋一作品以上に編集がひどかった。緩急のリズムがない。た
<br />だノターっとのろい。伊藤英明が切断したはずのサメが、次のシーンで無傷で出てきたように見え
<br />るシーンがある。別のサメなら、間に他のカットが必要なんじゃないか？　そういう粗雑さが一環し
<br />てある映画だった。 
<br />
<br />それでも俳優達は熱演している。地べたでの肉弾戦には迫力があった。俳優達の熱演を無駄に
<br />するような、無能な監督なんだなと思った。なんで映画を撮り続けていられるのだろうか…。
<br /> 
<br /><a href="http://11.dtiblog.com/j/jinrikihatudooki/file/2009050705.jpg" target="_blank"><img src="http://11.dtiblog.com/j/jinrikihatudooki/file/2009050705.jpg" alt="" border="0"></a><br clear="all">
<br />しかし、１８００円は高すぎる。３００円くらいが妥当だ。カムイ外伝というより、タイとかインドネシ
<br />アが制作した、カムイ外伝風の映画、という印象だ。香港や韓国が作った方が、絶対に質の高い
<br />ものになったと思う。
<br />
<br /><a href="http://11.dtiblog.com/j/jinrikihatudooki/file/sai.jpg" target="_blank"><img src="http://11.dtiblog.com/j/jinrikihatudooki/file/sai.jpg" alt="" border="0"></a><br clear="all">　　　　　↑
<br />一見、映画監督風だが、本当は映画音痴なのではないか、と思われる崔洋一。井筒監督あたりと、
<br />この映画を肴に対談させたら面白いと思う。 ]]></content:encoded>
		<dc:subject>邦画感想文</dc:subject>
		<dc:date>2009-09-23T22:47:26+09:00</dc:date>
		<dc:creator>人力発動機</dc:creator>
		<dc:publisher>DTI-BLOG</dc:publisher>
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		<title>見る前のタラタラ</title>
		<description>
</description>
		<content:encoded><![CDATA[ <a href="http://11.dtiblog.com/j/jinrikihatudooki/file/am1000-123.jpg" target="_blank"><img src="http://11.dtiblog.com/j/jinrikihatudooki/file/am1000-123.jpg" alt="" border="0"></a><br clear="all">
<br />
<br />白土三平のマンガと崔洋一の映画　<span style="font-size:large;">『カムイ外伝』</span>
<br />
<br />「カムイ外伝」が実写映画化された。テレビで予告が頻繁に流れていて、見たくもないのに目に入る。このところ、映画というとマンガの原作ばかりが続く。映画界はアイディア不足に陥っているのだろうか。主演の松山ケンイチも、最近よく見かける人だけど、私としてはあんまり馴染みがない。 
<br />
<br />映画「カムイ外伝」の監督は崔洋一だ。テレビで見た予告では派手なアクションシーンの連続なのだが、崔洋一にとって活劇は初めてではないか？　そもそも編集テンポが音痴な監督なんだから、活劇なんか無理だろう、と思ってしまう。毎年、年明けにテレビで見るNYRFの編集なんて本当にセンスのない映像だし…。原作は白土三平のマンガ、「カムイ外伝」の中の「スガルの島」だそうだ。映画化しやすいエピソードではあるが、お手軽というか、迂回したというか、なんか安易な気がして興味が失せてしまう。 
<br />
<br />「スガルの島」は、ずいぶん前に、タイトルは異なるが、一度、映画化されていたと思う。実写ではなくアニメだ。それもテレビアニメを再編集して、劇場用アニメにした手抜き映画だ。大して面白くはなかったと思う。白土作品は、他に『忍者武芸帳』を大島渚が映画化している。マンガのコマを接写して劇場用映画にした無謀な実験作だ。笑い話のネタにはなるが、これを見たって感動はしないし、映画館やビデオで見るよりは、マンガ本をそのまま読んだほうが、ストレスが少ない。そういえば、崔洋一は大島渚の助監督だった人だ。今度の映画も、なんとなく期待できないなと思ってしまう。 
<br />
<br />マンガの「カムイ外伝」には、一部と二部の二つがある。第一部は、私が子供の頃に『少年サンデー』に連載されていた普通のマンガだ。スズメ落としとかイズナ落とし（だったと思う）というバックドロップみたいな必殺技や、カスミ斬りというやっぱり必殺技が飛び交う忍法マンガだった。 
<br />
<br />同時期に『少年マガジン』に「ワタリ」が連載されていて、私は同じ作者なのになんで二種類も描けるのだと不思議に思いながら、家の近所の「赤沢号」という文房具屋や「柏屋」というやっぱり文房具屋の雑誌コーナーで立ち読みしていた。当時の私はいくつだったろうか。私はマンガの立ち読みを、小学校に入る前からやっていた気がする。字が読めていたのだろうか？　自分のことだけど謎だ。実は祖父がそれら文房具屋のある商店街で力を持っていたので、孫の私は他の子供と比べて、立ち読みをしてもあまり叱られなかったのだ。いやなガキだったと思う。赤沢号に行くと、いつも「一冊だけだよ」と店のおじさんやおばさんに言ってもらって、追い出されないで読むことが出来たのだった。 
<br />
<br />この二つの作品より前に「サスケ」があるのだが、何に連載されていたのか、記憶にない。サスケは、付録の小冊子で読んでいた気がする。とすれば月刊誌だろうか。当時は忍法マンガの全盛期だった。横山光輝の「伊賀の影丸」や「赤影」。戦争ものだけど、辻なおきの「忍者部隊月光」などというものもあった。「カムイ外伝」も「サスケ」も、マンガと同じくらいテレビアニメが馴染み深かかった。特に「カムイ外伝」のアニメソング？は水原弘が歌っていて、まるで普通の時代劇みたいで、妙に印象に残っている。 
<br />
<br />「カムイ外伝」は、ずいぶん後になってから、ビッグコミックで、もう一回、連載されている。これがいわゆる第二部だ。子供向けだった第一部に、テレビアニメのストーリーも取り入れて、大人向けにリメイクしたような作品だ。この第二部は、単行本で二〇巻にもなる長編で、「スガルの島」も二冊に渡って描かれていたと思う。 
<br />
<br />第二部は、基本的には、抜忍と追忍との、心理的・肉体的バトルが繰り広げられる、エンタテインメントな時代劇マンガだ。「スガルの島」も、中身は昔のアニメ版と変わらないが、少し大人向け？の味付けがしてある。もちろん画はずっとリアルで細かくなっている。連載当時は、まさか同じ話を繰り返しているとは思わなかったので、それに気がつくまで妙な既視感に襲われて戸惑ったものだった。 
<br />
<br />白土三平は、「カムイ外伝第二部」の連載を始める前は、同誌で「神話・伝説シリーズ」という、マンガ史に残るような実験作を連載していたのだが、「カムイ外伝第二部」は、それらとは作風が驚くくらい変わっている。画も内容もまるで小島剛夕のマンガみたいに変化しているのだ。（ちなみに小島剛夕は過去に白土三平のアシスタントをしており、「カムイ伝第一部」の作画も担当していたという。白土の実弟の岡本鉄二と入れ替わるような立場だったのかもしれない。白土の画が、丸いマンガチックなものから、劇画調に変化したのは、小島剛夕のおかげだという説もある。）それはともかく、「カムイ外伝第二部」は、七〇年以降の白土三平の作品群の中で、唯一、キャラが立った主人公がちゃんといるマンガらしいマンガだと思う。 
<br />
<br />「カムイ外伝第二部」の連載後に始まったのが、本家本元の「カムイ伝第二部」だ。今のところ、単行本二二巻までで中断しているが、最初は猿山の話が延々と続き、最後の方は、犬公方が設定した犬の保護区の中で頭角を現す？白い犬の話になっている。当時の庶民やら大名の生活が事細かに描写されるのだが、明らかに主人公の存在しない実験的な長編マンガになっている。時として論文かと思うような解説が延々と続き、これがマンガと呆れるほど逸脱・暴走する。そこが面白いのだが、正直マンガとしてはつらい。どうも、最近刊行された別バージョンの単行本では、ページが加えられ第二部もちゃんと完結させているようなのだ。しかし書店に行っても、封がしてあって、立ち読みが出来ないので確かめていない。 
<br />
<br />「カムイ伝」の第三部が始まるという噂があるが、よくわからない。白土三平は普通に考えたら定年を一回りも越えたおじいちゃんだし、新作が出てこなくても、誰も文句は言わないとも思う。と書きながら、あんまり当てにしないで、それでも新作を愉しみにしている自分に気がついた。ちなみに名作と誉れの高い「忍者武芸帳」も「カムイ伝第一部」も、私は面白いと思ったことがない。どちらかというと失敗作だと思う。同じ失敗作なら、「カムイ伝第二部」の方が、大失敗作ですごいと思う。 
<br />
<br />そうだ、崔洋一の映画だった。 
<br />多分、観に行かないと思う。
<br />
<br />
<br />と思ったら、ビッグコミックに「カムイ外伝」の連載が復活すると告知がある。http://big-3.jp/bigcomic/news/kamuigaiden.html#19 
<br />「カムイ伝」は放棄か、なんて不安もよぎるが、外伝で勢いをつけて、伝の３部に流れ込んで欲しいと思う。 
<br />
<br />
<br />
<br />映画の『カムイ外伝』が盛り上がっているのかいないのか、よくわからないが、土曜日の公開を控えて、いろんなメディアで盛り上げようとしている。主演俳優がプロモーションでテレビに出ていたが、いまいち、カムイっぽくなかった。そこでまた、ダラダラと書きたくなってきた。 
<br />
<br />白土三平のマンガは膨大な量があるけれど、大人で美形のキャラはカムイ一人だけだ。そもそもカムイは、絵づらは少女マンガの登場人物みたいだし、言葉数も少なく、おそらくは内面もほとんどない、無性格で人間味のない人物として描かれている。美形以外に特徴がないのだから、どうせ実写にするのなら、Gacktにでも演らせたほうが、マンガのイメージに近い気がする。 
<br />
<br />原作のスガルの島の場合、海中でサメと格闘する場面があったが、どうやって撮影したのだろうか。もっとも、大胆にカットしてもかまわない。どうにでもできるだろう。それに脚本は宮藤官九郎と崔洋一になっている。一体、宮藤官九郎の持ち味が出ているのか？　とか、実は私は一人で盛り上がっているみたいだ。 
<br />
<br />それにしても不思議なのは、今になって当然のようにわき上がってきた白土作品に対する評価の高さだ。元々評価だけは高いマンガ家だったような気もする。しかし評価の割に、実際のマンガが面白いという声を私は聞いたことがない。私の周りには年季の入ったマンガ好きが多いけれど、『カムイ伝』や『カムイ外伝』が大好きという人は一人もいない。私もそんなに面白いマンガだとは思ったことがないし、『カムイ伝』の1部なんて、ちゃんと読んだ記憶がない。つまらなくて、斜め読みして、途中でやめた記憶しかない。 
<br />
<br />よくわからないけど、気がついたら、いつの間にか、というか、最初から名作と言われていたのが『カムイ伝』だ。何でだろうか。白土三平のマンガは、マンガとしてはみんな出来損なっているようにしか思えない。もっとも出来損なり方がすごいので、マンガ史には絶対に残るとは思う。が、マンガの王道的なおもしろさは全くないと思う。マンガの辺境にあるのが白土三平のマンガだと思う。 
<br />
<br />そもそも『カムイ外伝』の第一部は、本家の『カムイ伝』の連載を続けるための資金稼ぎのために描かれたマンガだと思っていたから、今のように手放しで『外伝』まで評価の高い状態は、なんか違うような気がする。と、ここまで悪口を書いたのだから、、映画はちゃんと見に行こうと思う。 
<br />
<br />
<br />プロモーションと言えば、最近、ショーケンもよくテレビに出ている。といっても、私が見たのは、三つだ。堺正章の「ちゅーぼーですよ」とドキュメンタリー「ショーケンという孤独」と昨日見た「リスペクトなんたらかんたら」だ。これらを見て、瀬戸内寂聴でよかったなあと思った。新興宗教や変な取り巻きじゃなくって、ショーケンが引っかかったのが瀬戸内寂聴で本当に良かった。現在８７歳だそうだけど、ショーケンのためにもあと１０年は生きて欲しい、とか罰当たりなことを思った。 ]]></content:encoded>
		<dc:subject>未分類</dc:subject>
		<dc:date>2009-09-19T00:40:13+09:00</dc:date>
		<dc:creator>人力発動機</dc:creator>
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		<link>http://jinrikihatudooki.dtiblog.com/blog-entry-125.html</link>
		<title>こんな内容で大丈夫なのか</title>
		<description>中野裕之・監督作品　　『TAJOMARU』

</description>
		<content:encoded><![CDATA[ 中野裕之・監督作品　　<span style="font-size:large;">『TAJOMARU』</span>
<br />
<br /><ahref="http://11.dtiblog.com/j/jinrikihatudooki/file/tajomaru01.jpg" target="_blank"><img src="http://11.dtiblog.com/j/jinrikihatudooki/file/tajomaru01.jpg" alt="" border="0"></a><br clear="all">
<br /><a href="http://11.dtiblog.com/j/jinrikihatudooki/file/tajomaru2_nakano3_large_large.jpg" target="_blank"><img src="http://11.dtiblog.com/j/jinrikihatudooki/file/tajomaru2_nakano3_large_large.jpg" alt="" border="0"></a><br clear="all">
<br /> 
<br />吉祥寺のバウス、月曜日は男１０００円で見られるので、『TAJOMAR』を見てきた。期待はしていなかったけど、やっぱりがっかりな映画だった。途中、何度か席を立とうと思ったのだが、眠気に負けて、最後まで座っていた。ウトウトしながら見ていたら、B'zの下品な歌が始まって、何事かと思ったら、エンドロールをやっていた。 
<br />
<br />シナリオが、市川森一ともう一人の連名になっていた。もう一人は全然知らない名前だ。市川森一が初稿を書いて、もう一人が、アイドル映画に書き直したのだろうと、根拠もなく思った。どうせなら思い切りＳＦチックにすればいいのに、とか思った。 
<br />
<br />それにしてもなんでB'zなのか知らないが、やっぱりタイアップとか、そういう理由なのだろうと思った。そう言えば途中、英語の曲も流れていたし、この映画は、意味なくＰＶみたいな映像の連続だった。そういう技術があるのはわかるが、肝心の骨となるストーリーが継ぎ接ぎというか、安物の合板で応急処置したみたいに貧弱で、どっかつついたら簡単に壊れそうな感じの映画だった。役者によって演技の濃さにムラがあるし、一個の映画を観たというより、一貫性のない継ぎ接ぎと斑模様、という印象が強く残る映画だった。 
<br />
<br />私はショーケンのミーハーなので、最大の目的は、ショーケンを見ることだ。だから、ショーケンが出ていたシーンは、見逃していないと思う。顔が写らない後ろ姿のワンショットと、前半の家督相続の仕方を無理矢理上意下達するシーンと、お白州？でやっぱり無理矢理な裁量を下達するシーンの三つだ。 
<br />
<br />例によってショーケンは、力の入った極端な演技で、それはそれで存在感のある芝居だが、主人公達の青春ドラマ的な、テレビサイズというか小劇場というか、映画というよりは舞台のような、要するに軽薄な演技とかけ離れていて、一つの映画としての地ならしができていない演出というか、監督の力のなさがやけに目立った。 
<br />
<br />ショーケンといい松方弘樹といい、若手俳優たちといい、それぞれが見せ場をもらって、それぞれが現在持っている力をそのまま出して、はい、ＯＫ、ご苦労さま、あとはこっちで繋げるから、って、それで終わらしたみたなバラバラな映画だ。監督は自分が作りたい何か、訴えたい何かよりも、役者達に気を遣って、役者達の顔を立てて、上手に調整して、つなぎ合わせた、そんな感じだ。B'zの歌も、みんな調整の結果のような気がする。きっと、そういう調整の上手な監督なんだろう。なんだか制作費も、結集された技術もスタッフも、役者達も、使い方が全部がもったいない映画だった。監督は、全然知らない名前だった。今度調べてみよう。 
<br />
<br />ああ、ショーケン主演のコメディ映画を見たいなと思った。ショーケンを、力の入った極端に重い、硬直した演技のまんま、コメディにしてみたい。きっとカッコいいぞ！ 役不足の反対で、もっと軽薄な役をやらせてみたい！ 
<br />
<br />
<br />芥川龍之介の「藪の中」を原作にした映画は、意外とたくさんある。私が知っているだけでも、４つくらいある。私の場合、こういう記憶だけは無駄にある。一つは、黒澤明の『羅生門』だ。これをもとにリメイクしたという、ポール・ニューマンが主演したアメリカ映画もあるらしい。でもその映画は、何かで読んで存在を知っているだけで、実際に観ていないし、タイトルも憶えていない。もう一つも、題名を忘れてしまった。こっちは一応、日本の映画なのだが、アメリカの工業地帯を舞台にした変な映画だった。主演は、気仙沼というか陸前高田というか、三陸海岸が産んだスター？村上弘明だ。ビデオで借りて観た覚えがあるが、何一つ記憶していない。 
<br />
<br />残りが『ミスティ』という天海祐希や金城武、豊川悦司が出た作品だ。これは原作というか、映画の『羅生門』に近い内容の作品だった。法廷劇といおうか、異なる証言が繰り広げられ、真実はどうだったのかが問われていく物語だ。『TAJOMARU』も、一応、「藪の中」を原作にしているらしいから、これで５つ目だ。 
<br />
<br />『TAJOMARU』の監督は、今調べてみたら、主にＰＶなどを作っていた人らしい。映画も数本撮っていて、ＳＦチックな時代劇を二つほど撮っているが、私は観たことがない。さっき調べたばっかりなのに、その映画のタイトルも監督の名前も忘れてしまった…。 
<br />
<br />市川森一と共同執筆者となっている脚本家は、驚いたことに、この映画のプロデューサーである山本又一朗だった。しばらく前から水島力也という名前で、脚本も書いているとのことだ。だからどうも『TAJOMARU』という映画は、監督はただの雇われで、山本又一朗の映画だと思った方が良さそうだ。 
<br />
<br />山本というと、そのむかし、厳密な関係はわからないけれど、キティフィルムという会社の関係者で、その映画会社では、村上龍の『限りなく透明に近いブルー』や『だいじょうぶマイフレンド』（←キティなのかか山本がらみなのか、忘れてしまったが…）、長谷川和彦の『太陽を盗んだ男』なんかを制作していた。アニメでは、高橋留美子の一連の作品を作っていたと思う。そんななので山本の名前だけは知っていた。 
<br />
<br />プロデューサーの山本は、８０年代には『がんばれタブチくん』とか実写版『ベルばら』、マッチと中森明菜の映画や、セイントフォーのアイドル映画なんかも作っていて、そのたびにプロデューサーなのに話題の人になっていた。しかし、その後、名前を見なくなったので、いなくなったのかと思っていたが、最近は上戸彩の『あずみ』や小栗旬の『クローズ　zero』などプロデュースしていることを知った。こうして見ると、キワモノというか、アイドル映画のプロデューサーに思えてくる。 
<br />
<br />一日経って昨日見た『TAJOMARU』を思い返してみると、ずいぶんと残念な映画だったと思う。映画じゃなくて、半年くらい続くテレビドラマだったなら、毎週ごとに山場を作る必要があるから、あの単調で無意味などんでん返しの連続やら、辻褄の合わなさ、ご都合主義的な処理も、全部、生きてくるのではないか、とか、再生案みたいなことを考えてしまった。逆に９０分弱くらいに編集し直して、小栗旬のプロモーションビデオに徹すれば、シンプルで痛快な映画になったかもしれない。やはりプロデューがシナリオを書いてはいけないと思う。誰も文句を言えないと、こんなちんけなストーリーでも通ってしまう。
<br />
<br />このところの日本映画は何を観てもがっかりだが、『TAJOMARU』は本当にがっかりな映画だった。だんだん腹が立ってきた。  ]]></content:encoded>
		<dc:subject>映画感想文</dc:subject>
		<dc:date>2009-09-18T13:51:54+09:00</dc:date>
		<dc:creator>人力発動機</dc:creator>
		<dc:publisher>DTI-BLOG</dc:publisher>
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		<link>http://jinrikihatudooki.dtiblog.com/blog-entry-124.html</link>
		<title>リンゴ新発見</title>
		<description></description>
		<content:encoded><![CDATA[ <a href="http://11.dtiblog.com/j/jinrikihatudooki/file/RingoStarr.jpg" target="_blank"><img src="http://11.dtiblog.com/j/jinrikihatudooki/file/RingoStarr.jpg" alt="" border="0"></a><br clear="all"><span style="font-size:large;">
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<br />Ringo Starr  『Liverpool8』</span>2008  <span style="font-size:large;">『Ringorama』</span>2003
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<br />リンゴ・スターは、１９４０年の７月７日生まれというから、今年、６９歳だ。この年齢でバリバリ現役だ。日本のアーチストも還暦がどうのと騒いでいるが、軽々とクリアしていて、気持ちがいいくらいだ。
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<br />リンゴについては、実は私はほとんど何も知らない。そもそも、ビートルズのドラマーだったとしか、認識していない。七〇年代後半にロックを聴きだした私の世代は、リアルタイムで夢中になったのは、なんといってもポール・マッカートニー＆ウィングスだ。当時、ジョン・レノンは沈黙していたし、ジョージは地味だった。リンゴは、1枚だけ、『リンゴズ・ロートグラビア』というアルバムを人から借りて聴いた記憶があるが、面白くなかったという印象しかない。
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<br />今回調べたら、そのアルバムは１９７６年の発売になっている。どうやらその前までは、全米NO.１ヒット曲なども出して、旺盛な音楽活動をしており、リンゴの評価も高かったのだが、『リンゴズ・ロートグラビア』は不評で、まるっきり売れず、このアルバムをきっかけにリンゴは長い長い下り坂に突入している。
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<br />当時の私も、それっきりリンゴに興味を持つことはなかった。その後の情報としては、奥さんがバーバラ・バックになったとか、近年になってからは、『機関車トーマス』のナレーションをやっている、といったことしか知らない。そんなだから、リンゴのソロアルバムを聴こうなんて思ったことはなかった。
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<br />今回は本当にたまたまだった。YouTubeで、サッカーの映像を見ていたのだ。具体的には、ジェラードのミドルシュートの映像なんかだ。ジェラードというのは、プレミアリーグはリヴァプールの選手だ。リヴァプールで検索していたら、リンゴのPVが引っかかってきた。まだやっているんだ、そういえば、オールスターバンドとかいうのを引き連れて、時々来日していたなあ、ベンチャーズみたいな懐メロ専門になってしまったのかなあ、とか思いながら、なんの期待もせずにクリックしたのだ。
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<br />ところがこれがすごくいいのだ。映像も、メロディーも、音触も。一度ではまってしまった。
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<br />そこからアルバムの『Liverpool8』（２００８年）、その前の前のアルバム『Ringorama』（２００３年）、それ以前のソロワークをさかのぼって漁るようになった。といっても、リンゴを聴き出してまだ二週間くらいだ。自分としては、リンゴを発見した、みたいに一人で盛り上がっている。
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<br />２０００年代に入ってからのリンゴの魅力を簡単に表現すると、ヴォーカリストとしての開花だ。誰が聞いてもワンフレーズでリンゴとわかるその声は、癖が強いのか強くないのか、わからない不思議な声だ。図抜けた歌唱テクニックがあるわけでも、声量があるわけでもないのに、６０代にしてまったく衰えを感じさせない歌声だ。メロディはあくまでも真っ直ぐで、無理がなく、リンゴの歌声は、手垢にまみれた表現だけれども、優しくて懐かしくて、そして力強い。陽性で前向きで存在の正しいロックだ。聴き終えた後には、幸せな充足感がある。
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<br />大体、どんなアーチストもベテランになってくると、アルバム１枚に、何度も聴き返したくなる曲が１曲か２曲、３曲もあれば感激もので、大体がとばして聴くか、聴くに値する曲だけを取り出して聴くことになる。ところが、今のリンゴの場合はその逆で、６、７割の曲を聴き返したくなる。『Liverpool8』と『Ringorama』は、それくらい外れの少ないアルバムなのだ。
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<br />いや、確かに外れの曲もある。しかし、よく聞くとつまらない曲も、それを飽きさせずに聴かせるだけの声の説得力があるのだ。私がリンゴに関して新人で、耳がまだ慣れていないせいだろうか…。その辺は自分でも判断できないが、リンゴの声は、今の年齢になってこその声だと言える。
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<br />最近はミュージシャンとリスナーの高年齢化に伴って、大人のロックという言葉がよく使われるが、そのほとんどは懐メロだったり、ロック風の演歌歌謡だったりする。今のリンゴのように現在進行形で大人のロックをやっているケースはほとんどない。ベスト盤を買うより、最近作を買った方が、確実に外れが少ない。そういう不思議な事態が起こっている、というか起こしているのが今のリンゴ・スターだ。
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<br />『Liverpool8』
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<br />『Ringorama』
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		<dc:subject>海外ロックＣＤ評</dc:subject>
		<dc:date>2009-06-16T17:58:09+09:00</dc:date>
		<dc:creator>人力発動機</dc:creator>
		<dc:publisher>DTI-BLOG</dc:publisher>
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